タミフルがほとんど効かないインフルエンザ、というニュースがやってますね。
あれほど話題になりつつも使い続けられていた伝家の宝刀も今年は役に立たないようです。 あれほど予防接種の摂取率が高い、ということだったのにやはりインフルエンザが流行しているようですが、罹っているのが予防接種を受けていない人だけだということはないことがわかると思いますので、そろそろこの件についても認識を新たにしていきたいものです。 「インフルエンザ予防接種は確立のかなり低い賭け事。副作用の出る確率の方が高い」ことを。 |
ということで何故脳梗塞が増えたのかがわかると思います。
血圧を抑えるからです。 血管が破れる血圧は180とされているのが一般的なようです。 もともと日本における高血圧の基準が上が180でしたが、興奮したとき血圧が20ほど上がるため基準が160になりました。 そして最近の高血圧の基準は上が140以上です。140程度でもお医者さんによっては薬が処方されます。 血圧はどこかが必要としているから上がるのです。ある部分がたくさんの血液を必要としているとき、また一定以上の圧力がないと血液が循環しないとき上がるのです。 その高い圧力が必要とされている原因に対処もせずにただ高いからと血圧を薬で抑えるからおかしなことになります。 |
誰でも加齢により皮膚のたるみや筋肉の衰えが起きます。同様に血管ももろくなるのは仕方のないことです。万人が平等にもろくなっていきます。
また、加齢により血管も細くなっていきます。 ここまでは脳内出血・脳梗塞どちらがおきても不思議ではありません。 一般に高齢になるほど血圧が高くなると言われます。 これは血管が細くなることにより(水鉄砲の穴の大きさと同様の原理で)血圧が高くなると思われがちですが、はたしてそうでしょうか。 本当は細くなった血管を進みその先まで血液を送り届けるために血圧が高くなっているのではないでしょうか。そのために心臓はより強く血液を押し出してくれているのだと思います。血管が細くなったから勝手に血圧が上がっているわけではないと思います。 |
2008年8月28日分続きです
脳内出血が起こるのは ・血管がもろくなること ・血管内に何かが付着し血管が細くなること ・細くなった血管を勢いよく血液が流れること ↓ 血管が破裂 となるわけです。 脳梗塞は ・血管内に何かが付着し血管が細くなること ・血管がつまり、その先へ血液が流れなくなり神経が死んでしまう ことにより起きます。 |
前の続きをもっと早く書くつもりだったのに、ずいぶんと日が空いてしまいました。何だかバタバタしているうちに日が過ぎていって・・・。このブログももうちょっと日記風にして少しでも書くようにして頻度を上げようかともおもってますが・・。
さて、脳梗塞の話。 その昔日本人の死因トップは脳卒中でした(今はガン)。脳卒中には「脳梗塞」「脳内出血」「くも膜下出血」があり、今から50年くらい前は脳内出血による死亡が95%、脳梗塞による死亡が3%だったようです。ところが、2005年には脳内出血死亡は26%、脳梗塞死亡が63%となっています。 脳内出血は致死率が脳梗塞の約3倍ということなので、減少しているのは良いのか悪いのか。まぁ良いのかもしれません。でも脳梗塞の人が増えているわけで、この数字はあくまでも死亡された方の数字で後遺症を持ってリハビリに当たっている方、もっと軽い脳梗塞の方は含まれていないはずです。 さてさてどうして脳内出血が減少して脳梗塞が増えてしまっているのでしょう。 |