肉に限らないことですが、様々な食品添加物があります。
肉に使われているものとしては、赤みを霜降りにみせるための食品添加物、古いものを新しく見せるための食品添加物、不要になった肉をくっつけて塊にするための食品添加物、(もっとあるでしょうが)などなどがあります。 日本は世界に誇る食品添加物王国でその認可数は群を抜いています。先進国の少ない国と比べて5倍以上の種類の認可がされているようです。 食品添加物は表示欄に表記されていないものもあり、1つの(加工)食品にどれだけのものが使われているか把握することは困難です。ましてやファーストフード、パン、スーパーのコロッケのような直接店舗販売では法律上表示しなくてもよいので、使用されている添加物は一切不明です。 最近少しずつ食品添加物の使用されている実態が明らかになってきていますが、まだまだ不十分のような気がします。 食品添加物の問題は人体への悪影響をはっきり調べつくすことができないことにあります。 毒性実験は当然動物(ラットなど)で行いますが、最長でも1年間の投与での実験しかないようです。かつそれは単独投与(1種類のみの投与)です。普通加工食品には複数の食品添加物が使用されていますが、複合汚染の問題は検討すらされません。認可されてから取り消しになるものもあるように、(一般で使用されて)人体実験の結果危険が発覚するというものもたくさんあるわけです。 肉というのは加工されていないただの肉として販売されている場合でもこういう食品添加物が使用されているものもあるということを知っておく必要があるように思います。 |
歯並びからみてみると
穀物4:野菜2:肉(魚含む)1 が理想であることが伺えます。 上(でも下でも)の右半分(左半分でももちろん同じ)の前歯2本が野菜を食べるのに適した歯、3本目の犬歯は肉(魚)を食べる歯、あと4本の奥歯は穀物を食べるためのすり鉢のような歯。 動物食が主食の動物は犬歯のような鋭い歯を持ち、植物食の動物には鋭い歯はありません。 歯からみてもそれほど動物食が人間に必要なものではないのがうかがえます。 |
「食事の欧米化」
よく耳にされると思います。それに伴い増えてきたのが昔は成人しかならないので「成人病」といわれた生活習慣病。代表的なのは糖尿病。 そして「ガン」も増えてきました。昔は日本人の死亡率トップは脳や心臓の血管系(脳梗塞や心筋梗塞他)だったのですが、最近はガンがトップです。ガンの中でも比較的日本人に多かった胃がんよりも最近は大腸がんが多くなってきています。クローン病・過敏性大腸炎も増えてきました。 食事の欧米化によって(もちろんそれだけではないでしょうが)かかる病気も変わってしまいました。 食事と病気についてはまたじっくり書くつもりですが、肉・乳製品は農耕民族である日本人には合わないように思います。 |
これは養殖の魚にもいえることですが、普通狭いところへ押し込まれて飼育されます。病気になりやすいのも当然です。そのための対策に薬をバンバン餌に入れられます。早く出荷しないと採算がとれないため、成長ホルモンなども使われるようです。(鳥の出荷は25日ベースで出さないと商売にならないという話を聞いたことがあります)
最近の子供の成長の早さにもこういったものが関与しているような気がしませんか?歯が生え変わるのは今は幼稚園でかわりはじめるのは普通です。私達の頃は小学生のうちに生え変わりがはじまり、高学年まで完全に終わらなかったように記憶してます。硬いものを噛まないので顎が小さく、その小さい顎に早くから永久歯が生えてくるので歯が出揃うスペースがないため大抵歯並びが悪くなります。 抗生物質も飲んでいる薬以外のルートから私達の体に入ってきてしまっています。いざというときの投薬の抗生物質が効きにくくなったりするかもしれません。 自由に闊歩できない動物達のストレスもすごいものがあると思います。餌も昔ながらの草を食べているものなんてあるはずもなく、人間が作った飼料を与えられます。有名になった牛の骨粉も人間の都合で与えられたものでした。こうしたストレスは細胞に情報として残ります。苦しんだ細胞で構成された肉を食べることは私達にプラスになるようには思えないのです。 商売のために動物食もまさに「製造」されているかのようです。 |
動物食の脂が何故いけないのか。酸化しやすいとか血液をドロドロにするとか色々言われますが、ずばっと説得力のある説明になかなか出会いませんでした。
しかし、少し前に読んだ本に分かりやすい説明がありました。 牛・豚・鳥などは体温が人間より高いそうです。高い体温の中で安定している脂もより低温の環境(人間の体内)では固まりやすいというものでした。どのような物質も冷えれば固まるのは理科で習わずとも常識です。なるほど!と思いました。 一方魚の体温は通常21℃~22℃くらいだそうです(水の温度に左右されますが)。人間より低い温度で安定している(魚の)脂は人間の体温中であれば固まりにくいと思われます。このことは動物の肉より魚の肉の方がより体によさげな理由としてあげることができるのかもしれません。 あと、日本人は脂部分を好んで食べることも問題です。やわらかい肉が好まれるため、外国でも日本向けの肉は柔らかいものを作っているらしいですね。 いずれにしても人間が生きていく上で必要な脂分は実はほんのわずかです。それこそごまに含まれる油分程度の量で十分なので、ご飯にごまをかけていればそれで必要量はまかなえると聞いたことがあります。 取り込むのは簡単でも出すのが難しく、かつ体内で悪さをする原因になりやすい、それが脂です。 |
次に動物食。
牛・豚・鳥どれが良いとかは特にないように思われます。全て現在の摂取量より減らすべきかと。食べるのは週に1回ないし月に2回程度で。全く食べなくても問題はないと思います。たんぱく質不足になるのでは、とご心配の場合は豆を食べればOKです。日本には納豆・豆腐・味噌など豆を使った食材は多いですからそれほど苦労はないはず。 あまりよろしくないと思われるのにはいくつか理由があります。 ・脂の問題 ・飼育の問題 ・昔と今の病気の種類の変化 ・歯の生え方から見た場合 もっとあるかもしれませんが、今思いつくのはこれくらいです。 |
というわけで、良い野菜は
・虫も食べることのできる(虫が好む)野菜 ・枯れる野菜 ・すぐにしおれるが、水につけるとまた元気になる野菜 ・芽が生えてくる野菜 ということになります。 何故無農薬がいいのか?ということについてはまた後述することにしますが、わざわざ体内に虫を殺したり、草を枯らせたりするような物質を入れることはないですよね。 ただ、昨今の野菜は昔にくらべて含む栄養分が非常に少なくなっています。鉄分補給に有名なほうれん草も鉄分がほんの少ししか入っていないようです。 その点からみれば、水耕栽培の野菜はあまり意味がありません。見た目は野菜ですが、栄養分はほとんど期待できません。本来栄養素をもらう(命のもとになる)大地からの栄養を全く受け継ぐことがありませんので、栄養素といえば水からと人間が水の中に入れるものくらい。本来野菜が持っている栄養分を持つことは不可能です。 |
有機栽培された農産物についてまだまだ毛嫌いする人は多いですね。やはり虫がむにゅむにゅしていると気色悪いのは確かです。うちでもこないだから無農薬の野菜に小さな虫がついているのを見ました。虫って水で流したくらいでは取れないんですね。なかなか粘りがあります。
さて無農薬で作られた農産物には虫がつくのは皆さんご存知でしょうが、逆に言うと農薬を振りまくって作られた野菜には虫がつきません。虫も食べたがらないものをよろこんで私達は食べているわけです。 またあるサイトで見たのですが、「腐る野菜」と「枯れる野菜」があります。確かに古くなってくると溶けてくる野菜があります。自然界で植物は腐ることはありません。みんな「枯れて」いきます。 そしてこないだも書きましたが、いつまでもしゃきっとしている野菜とすぐにしおれてしまう野菜があります。しゃきっとしている野菜がしおれはじめると水につけてももうしゃきっとしませんが、すぐにしおれる野菜は水につけると元気が戻ってきます。 あと芽がでてくる野菜とでてこない野菜があります。こないだ買った無農薬のにんじんは1日たてばすぐに芽がでてきます。正直こんなにすぐに芽が出てきては困ってしまいますが、しかしそこに命があることを感じさせてくれます。 |
安全な農作物を求める声に対し、以前は低農薬とか減農薬とか呼び名がばらばらで定義がはっきりしなかった有機農法にルールが設けられた。それが有機JAS。この制度に従って有機認定をとれば、あの緑色の印刷をすることができるわけだ。当初喜んでこの制度を利用しようとした農家も多かったが、次第に減ってきている。最初認定を受けたが、更新しないところも多い。有機認定を受けているだけでは売上げが上がるわけでもないのに、毎年一定の費用がかかるのももったいない。
また、よく聞くのは農薬をまく回数を制限して認定を受けることができても、その1回にどれだけの農薬をまいているかわからないという。回数が少ない分たくさんまいているところもあるらしい。 ひどい話だと無農薬栽培のはずだが、夜は照明がなく暗いので農薬をまいてもわからない・・・、のでまいている所があるとかないとか。 そんな有機JASとは別に有機農法についての制度が現在検討されているようです。もともと有機JASは輸入農作物についての規定だったから、だそうです。もう少ししたら制度化されるようですね。 |
消費者のためになってないテーマその1:食品について
まずは野菜。有名なのは農家の方が自分や家族が食べる分と出荷するものを別に作っているという話。もちろん全ての野菜がそうであるはずもなく、最近は安全意識の高まりとともに無農薬なども増えてはきているもののなかなか難しい問題。 現在日本の農業は生計を立てていくのが非常に苦しい分野で、中途半端に野菜を作っていてもとても生活していけない。 一般的には姿かたちが良く、大きく、虫のくっていないもので、かつ安いものが歓迎されるので、そのようなものを作るためには農薬・肥料のお世話になるしかない。 また昔のように作物を1年に1回時期に合わせて作っていたのではやっていけないので、本来のシーズンでなくても無理に作る必要が出てくる。すると余計な肥料が必要だったり寒い時期のものを暑い季節に作ると余計に虫にやられたりするはめになり、農薬が必要になったり無駄が多くなる。 ビニールハウスでなければ作れない時期もあるとなればハウスも買わなきゃいけないし。 広い面積を効率よく使うには大きな機械が必要だが、この機械というのがまた高価。500万、1000万というのはザラ。 ところが出来が良すぎると値段は下がるし、廃棄しなきゃいけないものまで出てくる始末。逆に不作の年は値段が上がるが、売りたくても売るものがない(だって不作だから)。 現在では当然輸入が多いので一年中野菜や果物がある。こないだもスイカが売っているというので驚いた。(1玉2800円だったらしい) 海外からの野菜はその輸送期間のためにたっぷり農薬がついている。(私が素人で知らないだけで黄色いレモンがあるのかもしれないが)レモンが本当は緑色しているものを薬につけて黄色くなっているということを子供たちは知らないだろうなぁ。 |
先日から話題になった捏造されたテレビ番組に限らず、世間で宣伝されていること、良いとされている常識などには本当のこととはかけ離れた情報がたくさんあります。より多くの売上げ・利益を追求しなければならない企業のあり方からするとこのような状況も仕方ないのかもしれません。
今の商品開発・宣伝・販売方法については消費者を向いているものはほぼなく、全て企業に合わせたものになってしまっています。いかに原価を安く、製造工程を効率化し、消費者に選ばれやすいようなコピーを考えることが第一優先事項です。 毎年売上げを増やすことを考えないといけないので、従来と同じ商品だけではいけません。だから新しい商品を取り扱う必要が出てきます。どんな組織でも当初は理念があったはずですが、段々その理念と取り扱い商品・サービスが離れてくるのも、この売上・利益拡大の必要性からです。特に上場会社は株主のために売上・利益拡大は必ず目標としなければなりません。 現在は資本主義の末期症状といえます。 |
10年ほど前の話ですが健康に気をつけようと決心して生活に気をつけるようにし、健康食品をたくさんとっていた方がガンになってなくなりました。この方は良いと思ってやったのでしょうが、結果は望んだ形ではならなかったわけです。笑い話にするには深刻な話ですが、留意しても取り組む内容によってはこんなことになってしまうこともあるという良い例かもしれません。
巷には健康に良いとしてたくさんのサプリメントや情報があり、病気には病院があり薬や治療があります。サプリメント・情報・病院・医者・薬ともに数十年前から比べれば格段に増えています。しかし、病人の数は増えています。高齢化社会というのはこの件については関係ないと思います。若年性の病気も増えているわけですし、逆に今の80代90代の方はかえって元気で過ごしてみえる方も多いです。 どうしてこうなってしまっているのかをしっかり見極める必要があると思います。 |
最近場所を設けて、農家の方が自分の作ったものを直接消費者に販売するというところが増えてきました。その中には無農薬で作ったものもあるし、以外と安いので食卓にのぼることが多くなってきました。ましてや私は毎日ニンジンジュースを飲んでいるので、毎日ニンジン(とりんご)がたくさん必要ですので、収穫時期である今は特にありがたいです。
無農薬や有機には年々関心が高まってきていますが、まだまだ野菜の姿形については誤解があるところが多いようです。よく聞くのは虫がいるとか虫が食べた穴があいているとか。きゅうりが曲がっているのも嫌がられたりします。大きさも大きい方が当然いいわけですが、肥料をやらないとそんなに大きくなりません。 昨日農家の方に聞いた話で新鮮だったのは、すぐにしおれてしまう野菜についてです。いつまでもしゃきっとしている野菜よりも、すぐにしおれてしまうものの方がよい野菜だそうです。そういう野菜は水につければすぐにしゃきっとしてくれます。しおれるというのは「気孔」(昔理科で習いましたね)が口を閉じることにより表面にしわができることにより見た目上しなっとしてしまうことのようです。だから水を上げれば気孔がまた口をあけるので、元に戻るということのようです。 見た目だけでの判断はできないようです。 |
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