前回のお肌の弱酸性なのに石鹸洗顔で弱アルカリ性になっても弱酸性に戻す機能がある、という話は体のどの部分をとっても言えることです。
クリームをつけすぎるとお肌を甘やかすことになるので、あまりつけない方が良い、という話があるようです(もちろんメイクの前の下地クリームのことではありません)。脂分をクリームで補いすぎると、皮脂そのものの分泌や働きが弱くなる、ということなのでしょう。確かにそういうこともいえるかと思いますので、過度にクリームをつけすぎるのは控えた方が良いかと思われます。 ただ、このような話を真に受けすぎるのも時と場合によるかと思います。 脂分を補う必要がある状態になっても(年齢とか)、頑なにクリームをつけないのは問題です。年齢がまだ低い場合であれば洗顔後はローションくらいでよいかもしれませんが、ある程度の年齢になったら軽くつけてあげる方がいい場合もあります。 何事もケースバイケースで対応が必要ですね。 |
う~んなんだろ。スポンサーサイトっていうのがついてしまうようになりましたね。私がつけたわけではないんですが、自然についてしまうのでしょうか・・・・。
さて皮膚常在菌の続きですが、 お肌の状態を健全に保つためにはバランスよく皮膚常在菌が存在し働いてくれることが大切なわけですが、その働きが狂ってしまうことがあります。 お肌のpHは「弱酸性」とよく耳にしますよね。このpHが狂ってしまうと常在菌がおかしなことになることがあるわけです。ちゃんと働かないわけです。するとお肌に異常が表れる・・・。 石鹸は弱アルカリ性なので、石鹸洗顔するのがよくないのでは?という人が時々いますが、弱酸性の洗顔料などが出てきたのはこの数十年の間のことでそれ以前はずっと石鹸を用いてきたわけです。石鹸洗顔のあと一時は弱アルカリ性になるかもしれませんが、ちゃんとお肌は弱酸性に戻してくれる働きがあります。戻らないとするとそれはその機能がうまく働いていないということです。 うまく働いてくれないときには弱酸性にするためにフォローしてあげる必要がありますが、あまりフォローが過ぎても今度は過保護になってお肌の機能が復活しにくくなってしまう可能性もあります。 このあたりはどの程度が適度なのかが難しいですね。 |
先日お客様より
「頬の一部が硬くなってきた」 ということでの御質問を受けました。部分的に、ということでした。 いろいろ原因が考えられるのかもしれませんが、一番に疑うべきは皮膚常在菌の作用ですね。 私達の身体には大抵のところには細菌が存在します。有名なのは腸内細菌ですね。悪玉菌とか善玉菌とか。 皮膚にもいつも菌がいて、この菌が皮脂と汗(水分)を分解して防衛幕が作られているといわれています。皮膚の健全な状態には欠かせないわけです。 |
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